つらい花粉症に!アロマの力
アロマ
2021.4.14

つらい花粉症に!アロマの力

花粉症がつらい時にアロマを活用

少しずつ暖かくなり、花屋さんにカラフルな花が増えて、公園や庭の草木も伸び始める季節ですね。植物が元気になるのは良いのですが、困ったことにアレルギーの原因になる花粉も飛び始めます。

くしゃみや鼻水、目のかゆみなど、花粉症の症状は多岐にわたり、日常生活に支障をきたすこともあります。薬を飲んだり、レーザー手術をしたりして対策されている方もいらっしゃると思いますが、アロマの力を活かしてつらい症状を緩和し、モヤモヤした気分をすっきりさせることもできます。
花粉症の症状がつらい時に効果的な精油と、簡単にできるアロマセラピーの方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

鼻水・鼻づまりの時に頼れる代表選手ユーカリ

鼻や喉など、呼吸器のトラブルがある時に頼れる精油はユーカリです。
ユーカリには、鼻粘膜の炎症を抑える作用があり、花粉症のつらいアレルギー症状である鼻水や鼻づまり、くしゃみなどを和らげてくれます。

すっきりした爽やかな香りは、花粉症の憂鬱を吹き飛ばし、クリアな気分にしてくれる効果もあります。
殺菌効果も高く、免疫力を高める効果もあるので、この時期に積極的に使いたい精油です。

目や鼻のかゆみ、息苦しさにローズマリー

ローズマリー精油のケモタイプの1つ、ローズマリー・シネオールも、花粉症対策にぴったりの精油の1つです。
ローズマリー・シネオールの特徴成分である1,8-シネオールは、自律神経に働きかけ気道の筋肉を弛緩させ、息苦しさを和らげてくれます。
また、ローズマリー精油に含まれるロスマリン酸は、花粉症による目・鼻のかゆみを和らげるといわれています。
ユーカリと同様に鼻水や鼻づまりを和らげてくれるほか、集中力を高める効果も高いので、ルームスプレーに使っても良いですね。

万能の精油ティーツリー

ティーツリーは、鼻水、鼻づまりを解消するといわれています。
また、高い抗菌作用を持つため、マスクスプレーや消毒用スプレーなどを作る時には、ぜひ選びたい精油ですね。

すっきりお助けアロマスプレー

ご紹介した精油で、マスクや室内を除菌できるアロマスプレーを作ってみましょう。

<アロマスプレーの作り方>
【材料】
精製水:45ml
植物性発酵エタノール99.9%:5ml
ユーカリ精油またはローズマリー・シネオール精油:0.25ml(5滴)
ティーツリー精油の場合は0.5ml(10滴)
50mlの容量がある容器(クリアプラボトル・スプレー[50ml]
※保存容器は事前に消毒用アルコールで消毒して乾かしておきます。

【作り方】
1. 容器に植物性発酵エタノールと精油を入れ、軽く振り混ぜる。
2. 精油が溶けたら、精製水を入れて振り混ぜたら出来上がり。

安心して使えるように、エタノールの量を抑えて刺激の少ないスプレーにしてあるので、揮発性は少なめです。
皮膚につくとかぶれる可能性があるので、マスクに使う場合は、スプレーしてから少し時間をおいて自然乾燥させます。手の消毒に使う場合は、少量をなじませるようにします。

不快な鼻の症状に蒸気吸入

鼻づまりや喉の違和感など、鼻や喉がつらい時に試していただきたいのが蒸気吸入です。
紙コップに熱めのお湯を少量入れて、精油を1~2滴加えます。
蒸気と一緒に香り成分が立ち上るので、鼻または口から吸入します。
※目に沁みる場合があるので必ず目を閉じて吸入してください。

目のかゆみに冷湿布

目のかゆみにはティーツリーの冷湿布がおすすめです。
洗面器やボウルに水を入れ、ティーツリーを数滴たらします。そこにタオルを浸し、水が垂れないように絞ったものを目の上に乗せて、2~3分リラックスします。

充血しているときや、目の周りが熱をもったように感じているときは、氷を数個入れた水にしても良いです。あまり冷たいものを使うと目への刺激が強すぎますので、気持ち良いと感じる程度の温度で行ってくださいね。

オイルやクリームと一緒にツボ押し

体には反射区やツボと呼ばれるものがたくさんあります。
スキンケアをする時、ハンドクリームを塗る時、お風呂上りに足にクリームを塗る時などに、ツボを意識して押してみましょう。

花粉症のつらい症状をすっきりさせるツボをいくつかご紹介します。

・睛明(せいめい):顔の目頭と鼻の付け根の骨の間にあるツボです。目の症状を和らげたり、鼻の不快感を軽減したりします。
・迎香(げいこう):顔の小鼻のふくらみの外、両側にあるツボです。鼻づまりを軽減します。
・合谷(ごうこく):手の親指と人差し指の骨の付け根のVになっているところにあるツボです。首から上全体に有効と言われるツボなので、鼻水・鼻づまり、目の不快感等、様々な症状に有効です。
・湧泉(ゆうせん):足裏、足の指を曲げたくぼみの真ん中にあるツボです。免疫力を高める効果や、疲労回復の効果があります。

ツボ押しをする時は、爪は立てないよう親指の腹を使います。
息を吐きながら3秒でゆっくり押して、息を吐ききったら3秒かけて指を離します。
力は「痛気持ちいい」くらいが良いです。体調が悪い時や、食後30分は避けてください。

つらい時期にはアロマの力ですっきりと

新型コロナの流行により、この1年で私たちの生活は大きく変化しました。
感染への不安や外出自粛のストレスに加えて花粉症の症状が重なり、気分が沈んでいる方やイライラしている方も多くいらっしゃると思います。そんな時こそ、アロマテラピーで暗い気分を吹き飛ばしましょう。

自分の好きな香りを部屋に香らせるだけでも、リラックス効果があります。家でゆっくり休養し、出かける時にはマスクスプレーなどを活用する。
アロマの力を活かして、花粉症のつらい時期をすっきりした気分で乗り切りましょう。


 


ライター:米沢けい子
アロマテラピー検定1級やアロマテラピーアドバイザーなどの資格があり、癒されながら美しく健やかに過ごせるようにアロマテラピーを日常に活用しています。犬も飼っているので口にしても安心か気をつけています。