植物のチカラを肌のチカラに
スキンケア
2019.2.4

植物のチカラを肌のチカラに

こんにちは、マンデイムーンの青木です。
マンデイムーンは創業当初からオイルに力を注いできました。
私自身、最初はアロマテラピーから入り、娘のアトピー発症を機に石鹸づくりを始め
自分自身もオイルとフローラルウォーターのスキンケアに変えて、
そしてコスメを手作りするようになりました。
ですのでホホバオイルシアバターなどの
オイルに関しては特にこだわりを持っています。
私自身はナチュラルな「未精製オイル」を好んで使っていますが
「精製」とか「未精製」とか、よく分からないということを耳にします。
そこで今日は、

オイルの「精製」「未精製」って何?
どちらがいいの?

という疑問にお答えします。

精製

精製の過程で失われていく、多くの成分

「植物油」は種子や核をつぶして得られます。
(他にも抽出方法はありますが今回は省きます。)
搾った直後はかなり濃い色で独特の強い香りがあります。
そこでこのオイルを何段階にも分けて精製して透明で無臭に近づけていきます。
1.脱ガム
これに温水を加えて「リン脂質(ガム質)」を取り除きます。
この「リン脂質」にはレシチンが含まれています。
2.脱酸
遊離脂肪酸を苛性ソーダを使って石けんにして取り除きます。この工程で微量金属や色素の一部も取り除かれます。
3.脱色
油に天然の白土を加工した活性白土を加え、クロロフィルやカロチノイド系の色素を吸着させて脱色します。
4.精製ろ過
さらに高温・真空の状態で水蒸気を吹き込み、におい成分を除去します。この工程でトコフェロール(ビタミンE)が取り除かれます。
「レシチン」「クロロフィル」「カロチノイド」「ビタミンE」
は肌にとってとても有益な成分です。
これらが精製によってほとんど取り除かれてしまうのです。

マカダミア

オイルの「個性」を味方に!

日本では品質を一定に保つということに重点を置いていますから
オイルは精製されているほど良いと言われています。
でも本当にそうでしょうか。
確かにこれらの成分がオイルに含まれていると
香りが強く、酸化しやすくなります。
クリームや石鹸などを作ると、そもそも白いクリームや石鹸になりませんし
これらの微量成分が変質してきて斑点が出てきたり、色が変わったりします。
でもそれらを自然なままの「個性」として理解し、うまく付き合っていくことで
植物のチカラをたくさん体にいただけるのです。

未精製

マンデイムーンは「未精製」推し!

だからマンデイムーンでは
オイル=未精製
がベーシック。
だから商品名には「未精製オイル」にはあえて「未精製」とはつけていません。
でも先日ある方から
「いや、そういう事情なら未精製こそ未精製って言わないと、伝わらないよ」
とアドバイスをいただきました。
確かにそうですよね。
自分たちが「普通」だと思っていることが「普通」だとは限りません。
日本では「未精製」オイルというのは「スペシャル」なものなのだから
あえて「未精製」と言う必要があるのですね。
ということで、今回あえて「未精製」と商品名につけました。

精製

精製タイプがいい場合

ただし未精製オイルがいつもいいとは限りません。
肌が弱い方、アレルギー反応が出やすい方は精製オイルの方がいいと思います。
また、エッセンシャルオイルを入れて香りを楽しむ場合や、リップグロスなどカラーコスメを作る場合は
透明に近い方が作りやすいと思います。
肌のタイプに合わせて
用途に合わせて
「精製」「未精製」
を使い分けてください。
それと、マンデイムーンの未精製オイルは
肌を傷つける可能性のある植物のくずなどは、
活性炭フィルターでしっかり取り除いていますのでご安心くださいね。

マンデイムーン自慢の未精製オイルはこちら

アルガンオイル・オーガニック
ビタミンE豊富で肌のサビケアに優れたエイジングケアオイル

ホホバオイル・オーガニック
オイリー肌でも使える皮脂バランスを整えるオイル

ラズベリーオイル・オーガニック
UVケア効果あり!人の肌のセラミドに近い成分を含みキメを整えるオイル

ウチワサボテンオイル・オーガニック
浸透力に優れ、肌をふっくらと保つ最高級エイジングケアオイル

ココナッツオイル・オーガニック
甘い香りとコスパが最高!肌の保湿ケアにおすすめのオイル
植物のチカラを肌のチカラにしてくださいね!

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