アロマテラピーのいろは 2
アロマ
2021.2.25

アロマテラピーのいろは 2

前回の「アロマテラピーのいろは 1」では、アロマテラピーの基本と様々な楽しみ方についてご紹介しました。
今回はちょっぴり応用編です。エッセンシャルオイルの1滴の意味を理解し、エッセンシャルオイルを用いた「アロマブレンド」にチャレンジしてみましょう。

エッセンシャルオイルの1滴とは

多くのアロマ専門メーカーから発売されているエッセンシャルオイルの1滴は、約0.05mlです。メーカーによって0.03mlの場合もあります。マンデイムーンのエッセンシャルオイルは「AEAJ表示基準適合認定精油」で、この基準を大きく外れることはありませんので、使用方法のガイドラインさえ守っていればどなたでも安心して使うことができます。

植物油などの希釈する素材に対して、エッセンシャルオイルの濃度は1%以下です。ボディに使用する場合は濃度1%以下、フェイスに使用する場合は濃度0.5%以下にします。
つまり、ボディに使用する場合は、植物油10mlに対しエッセンシャルオイルは2滴以下、フェイスに使用する場合は、1滴というふうになります(1滴0.05mlの場合)。

エッセンシャルオイルの1滴がどのくらいの量なのかを知ることで、フェイスやボディに使用する際はこの濃度を超えないよう、気を付けながらエッセンシャルオイルを使うことができます。

アロマブレンドにチャレンジしよう

まずお好きなエッセンシャルオイルを2種類用意します。そのエッセンシャルオイルを1滴ずつティッシュに落としてみましょう。そのまま芳香浴を楽しんでください。2つの香りが合わさると、単品の香りとはまた違った香りになりませんか。

「アロマブレンドをしましょう」というと、「失敗したくない」「変な香りになったらどうしよう」と不安になる方もいらっしゃいます。その場合は、以下を参考にしてみてください。

香りのグラデーションを創る
香りには、揮発速度が速いものからトップノート、ミドルノート、ベースノートというのがあります。

・トップノートを代表するエッセンシャルオイル
スイートオレンジグレープフルーツシトロネラティートリーペパーミントベルガモットレモンローズマリーユーカリライムなど。

トップノートの香りは、揮発速度が5~20分ほどです。香りの第一印象となる、最初に香ってくる香りです。柑橘系の香りや、ハーブ系の中でもスッキリとする香りがここに分類されます。

・ミドルノートを代表するエッセンシャルオイル
イランイランカモミールクラリセージサイプレスジンジャーゼラニウムネロリローズラベンダーフランキンセンスなど。

ミドルノートの香りは、揮発速度がトップノートから2~3時間ほどです。そのブレンドの「主役」ともいえる、香りの中心になる部分です。ハーブ系だけでなく、フローラル系の香りが多いです。

・ベースノートを代表するエッセンシャルオイル
イモーテルサンダルウッドバニラパチュリヒノキミルラなど。

ベースノートの香りは、6時間~半日くらい香ります。「残り香」にあたる香りで、樹木系の香りに多いです。

香水の世界では、トップ:ミドル:ベースの比率が、4:4:2もしくは3:5:2ですと、香りのバランスが良いと言われています。まずはこの比率を意識しながらアロマブレンドにチャレンジし、慣れてきたら自分のオリジナルブレンドができるようになるといいと思います。

ブレンドするときのポイント
①ブレンドする場合でも、まずは1種類を1滴ずつ垂らすこと
②1滴ずつ垂らした香りを確かめながら比率を調整する(ガイドラインを超えないように)
③ベース→ミドル→トップの順で
上記のポイントを意識しながらブレンドしましょう。

ブレンドしたアロマを使ってみる

レッスン1:バスボムの香り付け

全身浴の場合は、最大で5滴までエッセンシャルオイルを使えました(いろは1参照)。
上記のノートと比率に則った私のオススメブレンドは、スイートオレンジ2滴:ラベンダー2滴:サンダルウッド1滴です。肌への刺激も少なく、とてもリラックスできますよ。

レッスン2:寝室の芳香浴

ローズマリー2滴:ゼラニウム2滴:ヒノキ1滴です。
寝室はゆっくりと眠れる環境にするため、まずは少ない量から試します。強すぎる香りは、かえって眠りの妨げになってしまうことも。眠る30分~1時間ほど前に、やさしい明かりのアロマランプなどに垂らして空間を香らせておくと、幸せな気持ちのまますんなりと眠りにつけると思います。

2回にわたって「アロマテラピーのいろは」をお伝えしました。ぜひ、これまで以上に香りを楽しみながら使ってくださいね。


 


ライター:新垣 静香
趣味は読書、動物と触れ合うこと。 化粧品や美容・生活にかかわるものは、学生の頃から、フェアトレードを行っているものや動物実験を行っていないもの、環境に配慮されたものを選んでいます。