ハーバリウム風 宝石石鹸をつくってみました
宝石石鹸
2018.11.22

ハーバリウム風 宝石石鹸をつくってみました

この頃、いろんなところで見かけるハーバリウム。
小さな瓶の中に封じ込められた花たちがとても綺麗で、
町でみかけるとついつい足を止めてみてしまいます。
そしてふと、
「グリセリンソープを使って、ハーバリウムっぽい石鹸を作れるのでは?」
と思い立ち、挑戦してみました。

花材は100円ショップで調達!

ハーバリウム001

生花を入れると、石鹸のアルカリで色が変わったり傷んだりしてしまうこともあるので、
ずっと綺麗なお花が見られるよう造花を使うことにしました。
100均ショップでもさまざまな造花が売っています。
私はダイソーさんで、ローズマリーと小さな黄色い花を購入しました。

花材を適当な大きさにカットします

ハーバリウム002

型の大きさに合わせて、花材を適当な大きさにカットします。
仕上がりをイメージしながら形を整えていきます。

グリセリンソープを溶かします

ハーバリウム003

適当な大きさにカットしたM&Pグリセリンソープを紙コップに入れ、電子レンジで溶かします。
電子レンジにもよりますが、このくらいの量だと30秒くらいで綺麗に溶けます。

ハーバリウム005

少しキラキラ感を出したいので、カラーチップの「シルバー」と「ゴールド」を溶かした色も作っておきます。

エッセンシャルオイルでソープに香りをつけます

ハーバリウム004

色合いはシンプルに仕上げたかったので、その代わりエッセンシャルオイルでソープに香りをつけることにしました。
ローズマリーとレモンのエッセンシャルオイルをブレンドした、「リメンバランス・ディ」を、
溶かししたM&Pグリセリンソープに入れます。
何度も電子レンジで加熱すると香りが飛んでしまうので、
溶かしたグリセリンソープは熱めのお湯が入った容器につけて湯せんしておくことをおすすめします。
エッセンシャルオイルの量は2%程度と、少し気持ち多めに入れると、香りが実感できます。

型にソープを流し込みます

ハーバリウム006

エッセンシャルオイルで香りをつけたソープを型に流し込みます。
そのあと、シルバーのチップで色をつけたソープをゆっくりと注ぎ込みました。
この時、花材が型の上部についてしまわないようにしましょう。
今回私は手で持って固まるのを待っていたのですが、
ちょっと大変だったので、割り箸などではさんで固定をしてもいいかもしれませんね。

ハーバリウム007

アイスノンや保冷剤をつかって、少しでも早く冷やすように…笑。
また、石鹸の上部と下部でで少しだけ雰囲気を変えたかったので、
この時はカップに半分だけソープを流し込み、固まるのを待ちました。

カレンデュラハーブで少し表情をつけます

ハーバリウム008

マリーゴールドの花を乾燥させた「カレンデュラハーブ」を残りの層に入れます。
カレンデュラハーブを入れることで、少し石鹸に黄色い色味がつきます。
またこの層にはゴールドのチップを溶かした色も注ぎ込みました。

ハーバリウム009

層の境目に泡ができてしまったのが、反省点..。
気泡を消すには
M&Pを溶かす時にゆっくりかきまぜたり、型に入れた時にできた泡をドライヤーで溶かす
またはソープが固まる前に、気泡にエタノールを吹きかけるなどをするといいですね。

型から出します

ハーバリウム010

1時間ほどで固まりました。
石鹸からはみでた花材は、この時にカットします。

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型から出したところ。
エッセンシャルオイルのとてもいい香りがします。

表面を薄くカットします

ハーバリウム012

石鹸をカットしていきます。
中に入った花材が石鹸から飛び出してしまわないように、表面を薄く削るようにカットしていきます。

ハーバリウム013

削り出した水晶のようなイメージで仕上げたかったので、
宝石石鹸の上部や底はざっくりと斜めにカットを入れました。
こうすることで、光が入るとよりキラキラします。

完成!

ハーバリウム014

ハーバリウム風宝石石鹸の完成です!
リビングのお気に入りスペースに置いてみました。
「失敗した」と思っていた泡も、こうしてみてみると味わいに。
とにかく、エッセンシャルオイルの香りに癒されます。
夜、仕事を終えた後、
間接照明をつけてアロマを焚いてこのハーバリウム風宝石石鹸を時折眺めながら
本を読む時間が、とてもリラックスできるひとときに。
思っていたよりも簡単につくることができた、ハーバリウム風宝石石鹸。
ぜひこのレシピを参考につくってみてくださいね。

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