シカエキスを使った手作りヘアトニックで頭皮ケア
スキンケア
2023.8.10

シカエキスを使った手作りヘアトニックで頭皮ケア

こんにちは。おおうちです。

猛暑、酷暑といわれる今年。例年にない暑さで、外出時には帽子や日傘など、暑さと紫外線対策が欠かせない時期ですね。
熱中症や日焼けなどの体やお肌のトラブルもですが、この時期は、頭皮もトラブルを抱えがち。帽子で蒸れた頭皮の汗や皮脂の汚れや、紫外線による日焼け、エアコンでの乾燥···など、予想以上に夏の頭皮はダメージを受けています。かゆみ、フケ、抜け毛などのお悩みになる前に、ダメージは定期的にケアしましょう。

そのようなわけで、今回は頭皮ケアヘアトニックをご紹介します。ついつい後回しにしがちな頭皮ケアも、自分の好みの香りやテクスチャーで手作りすれば、楽しく続けられるのではないかなと思っています。
ご自宅で簡単につくることができますので、ぜひお試しください。

また、今回は話題のシカエキスをレシピに取り入れてみました。スキンケアではよく使われているシカエキスは頭皮に対しても、炎症の鎮静や肌を整えてくれるといった嬉しい作用があります。

シカエキスとは

シカエキス(CICAエキスとも記載されます)は「ツボクサ」というハーブ植物から抽出される成分です。ツボクサには野生のトラがケガを治す際に自ら身体を擦り付けたという逸話があり、「タイガーハーブ」とも呼ばれています。シカエキスを使ったコスメには古くからトラのイラストが書かれていることもあります。

上記のように、コスメ界で注目されているシカエキスですが、そのシカエキスに含まれる成分にはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、主成分のマデカッソシドとアシアチコシドは肌のバリア力を守り、敏感肌のダメージに対して鎮静効果があるそうです。
炎症を抑えることで肌を落ち着かせ、健康な状態に戻す助けとなってくれるのですね。
また、シカエキスにはI型コラーゲンの生成を促進し、肌にハリを与える特性があり、肌の弾力を保つ役割を果たします。そのため、肌のハリや整える機能を高める効果が期待され、エイジングケアにも役立つと人気の成分なのです。

そのようなシカエキスですから、頭の地肌にも同じように、ダメージに対しての鎮静効果や頭皮を整える効果が期待できます。

基本のヘアトニック

ヘアトニックとは、頭皮をケアして頭皮環境を整えてくれる液体タイプの化粧品です。従来、男性が使うイメージがありましたが、現在は女性用や兼用タイプのものも多く見られるようになりました。ヘアトニックを使って、アロマの香りを楽しむこともできますし、エッセンシャルオイルやハーブウォーターの効用で肌に対する効果も期待することができます。さらに暑い時期には、エッセンシャルオイルの組み合わせによって、爽快感を得られるようなトニックもできます。

< 材料 >
サンダルウッドウォーター···50ml
シカエキス···2.5ml
グリセリン···3ml
とんがりキャップボトル [40ml]

< 作り方 >

1.  あらかじめサンダルウッドウォーターのボトルのキャップを外しておき、シカエキスを軽量スプーンで計り入れます。

2. 続いてグリセリンを計量スプーンで測り、1.のボトルに入れます。

3. サンダルウッドウォーターのキャップを閉め、優しく振り混ぜて出来上がりです。

サンダルウッドウォーターのボトルのままでも使用できますが、今回は頭皮に塗布しやすいようにとんがりキャップボトルに移し変えたいと思います。
とんがりキャップボトルは蓋を開けると中栓が外せるようになっています。

とんがりキャップボトルに直接注いでも結構ですし、心配な方は漏斗を使っていただいてもよいかと思います。

ヘアトニックの出来上がりです。今回はエッセンシャルオイルを加えていませんが、サンダルウッドウォーターに香りがありますので、これだけで香りを楽しめますよ。

< 使用方法 >
1. 髪を洗った後、タオルドライし、頭皮に適量のヘアトニックをつけて優しくマッサージします。トンガリキャップボトルに入れている場合は、頭皮に直接数滴ずつ滴下します
2. 頭皮を指の腹で円を描くようにマッサージしながらヘアトニックをなじませます。丁寧にマッサージをすることで血行が促進され、ヘアトニックの成分が浸透しやすくなります。
3. ヘアトニックが頭皮全体に行き渡るように、髪の毛全体にもなじませます。
4.最後はドライヤーを使って髪の毛を乾かします。その後、通常通りスタイリングを行ってください。

< プラスワンの応用アイデア >
エッセンシャルオイルを加えて、香りと使用感をアレンジすることができます。
エッセンシャルオイルを加える際は、グリセリンに混ぜてからウォーターに加えることをおすすめしますが、トニックが出来上がった後から加えたい場合は、使うたびによく振ってからご使用ください。

 

アレンジその1
さっぱりすっきりしたいときにおすすめのトニックスプレー

上記では、基本のレシピにエッセンシャルオイルをプラスした応用アイデアをご紹介しましたが、ここではより目的にあわせたアレンジレシピをご紹介します。
アレンジその1は、暑い時期によりおすすめのレシピです。無水エタノールを少量配合し、清涼感のある香りと汗や皮脂を抑えてくれるエッセンシャルオイルしたさっぱりタイプのトニックスプレーです。

< 材料 >
無水エタノール… 5ml
サイプレス・エッセンシャルオイル…6滴
ペパーミント・エッセンシャルオイル…3滴
パチュリ・エッセンシャルオイル…1滴
ベースウォーター…45ml
シカエキス…3ml
スプレーボトル[50ml]

< 作り方 >

1. 無水エタノールをスプーンで計り、ビーカーに入れます。

2. 1.にエッセンシャルオイルを加えます。

3. ガラス棒で混ぜ、エッセンシャルオイルを馴染ませます。

4. 3.のビーカーにベースウォーターを加えます。
ベースウォーターの量は45mlですので、先ほど5mlのエタノールが入っているビーカーに対し、50mlのメモリまで入れていただくとよいでしょう。

5. 4.のビーカーにシカエキスを計り入れます。

6. ガラス棒でしっかりと混ぜます。

7. スプレーボトルに注ぎ入れ、スプレーノズルを装着してできあがりです。

< 使い方 >
1.髪を洗った後タオルドライし、地肌に直接スプレー液がかかるように髪をかき分けて、頭皮にスプレーして優しくマッサージします。ペパーミントの刺激がありますので目にかからないように注意してください。
2.頭皮を指の腹で円を描くようにマッサージしながらヘアトニックをなじませます。丁寧にマッサージをすることで血行が促進され、ヘアトニックの成分が浸透しやすくなります。
3.ヘアトニックが頭皮全体に行き渡るように、髪の毛全体にもなじませます。
4.最後はドライヤーを使って髪の毛を乾かします。その後、通常通りスタイリングを行ってください。

アレンジその2
乾燥が気になるときにおすすめのヘアトニック

こちらのレシピでは、メープル(サトウカエデ)の樹液を原料にしたメープルウォーターを使ってアレンジしました。肌や髪にうるおいと活力を与えてくれるメープルウォーターに血行促進と皮膚の修復を促してくれるエッセンシャルオイルをブレンドすることで相乗効果が期待できます。エアコンや紫外線で乾燥が気になる時におすすめのレシピです。

< 材料 >
無水エタノール···5ml
ローズマリー・エッセンシャルオイル···4滴
フランキンセンス・エッセンシャルオイル···2滴
ラベンダー・エッセンシャルオイル···5滴
メープルウォーター···45ml
シカエキス···2.5ml
グリセリン···3ml
ディスクキャップボトル [60ml]

1.  上記のトニックの作り方1~6と同様に、ビーカーにエタノールとエッセンシャルオイルを入れ、ガラス棒でよく混ぜたのち、メープルウォーターとシカエキスを加え、さらに混ぜます。白く濁ることがありますが、問題ありません。

2. さらに今回はグリセリンを加えます。グリセリンの量はお好みで調整できますが、最初は少なめから試してみることをおすすめします。

3. 全体をよく混ぜて、トニック液のできあがりです。

4. ディスクキャップボトルに移し替えます。

ディスクキャップボトルは片手で蓋を開けることができる便利なキャップのついたボトルです。

片手でサッと蓋をあけて、もう片方の手に出すことができます。
手のひらに出したあとは、両手のひらにヘアトニックをなじませ、頭皮のマッサージに使います。

< 使い方 >
1.髪を洗った後タオルドライし、適量のヘアトニックを手にとり、頭皮を優しくマッサージします。
2.頭皮を指の腹で円を描くようにマッサージしながらヘアトニックをなじませます。丁寧にマッサージをすることで血行が促進され、ヘアトニックの成分が浸透しやすくなります。
3.ヘアトニックが頭皮全体に行き渡るように、髪の毛全体にもなじませます。
4.最後はドライヤーを使って髪の毛を乾かします。乾かしすぎは、頭皮の乾燥につながりますので、注意が必要です。その後、通常通りスタイリングを行ってください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回はシカエキスを使った、ヘアトニックレシピを3種類ご紹介させていただきました。

シンプルな材料の組み合わせから、少しずつ材料を変えたり、追加したりとアレンジの仕方もご確認いただけたと思います。こちらのレシピを参考に、ご自宅でシカエキスを使用したヘアトニックを作成してみていただけたら幸いです。

注意点
個々の肌や頭皮の状態によってはアレルギー反応や異常が生じる場合があるため、事前にパッチテストを行い、使用には注意してください。

 


 


ライター:おおうちなみ
アロマテラピーインストラクター。ハーバルセラピスト。ホリスティックケア・カウンセラー。「香りのある暮らしをもっと楽しく」をテーマに、暮らしに取り入れやすいアロマクラフトやコスメ作りを提案しています。

コラムで紹介した商品

シカエキス(ツボクサ)

シカエキス(ツボクサ)

シカエキス(ツボクサ)
ツボクサは野生のトラがケガを治す際に自ら身体を擦り付けたという逸話から「タイガーハーブ」とも呼ばれています。
ツボクサ抽出エキスはアシアチコシド、マデカッソシド、アシアチン酸、マデカシン酸などが主成分です。
これらの成分は肌荒れケアの効果に優れており、肌荒れが原因のお肌のくすみも予防します。
またコラーゲン生成の働きをサポートして肌のハリを高めたり、肌を整える機能を高めたりと、エイジングケアの効果も期待できます。

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フランキンセンス・エッセンシャルオイル・オーガニック

フランキンセンス・エッセンシャルオイル・オーガニック

イエス・キリスト誕生の物語で没薬(ミルラ)と共に捧げられたと言われる香りです。
甘くスパイシーな香りが特徴です。
芳香浴では、心を落ち着かせ、穏やかにする効果が期待できます。
皮脂のバランスを保ち、お肌のハリ、弾力にアプローチするとされ、エイジングケア化粧品への使用もおすすめです。

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ローズマリー・エッセンシャルオイル・オーガニック

ローズマリー・エッセンシャルオイル・オーガニック

マンデイムーンのローズマリー・エッセンシャルオイル・オーガニックは、有機栽培のRosmarinus Officinalisの花、葉、小枝から抽出されます。

別名ロスマリヌスオフィシナリス、サルビアロスマリヌスとも呼ばれています。
ローズマリーの名前は、ラテン語のros marinus(海の露)に由来します。
これは海岸近くで育つという特徴からそう呼ばれており、古代ギリシア人とローマ人にとって、再生の象徴として使用され、
洋服タンスの防虫や病室の浄化、エールやワインの風味付けなど古くから様々な用途で重宝されてきました。

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